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2017年11月 8日 (水)

英国で手術拒否は珍しくない

 ハートフォードシャー郡の決定は、英国で珍しいものではない。実際、英国王立外科医師会(the Royal College of Surgeons、RCS)は、CCGsのGPの1/3以上が喫煙や肥満を理由にして股関節や膝の手術を延期したりキャンセルしたりしていることを報告している(※4)。英国のNHSの財政難はかなり深刻で、赤字の病院が増え、慢性的な看護師不足にも陥っている。歯科研磨機

 

 一方、今回の決定については、期限を付けないこと、基準が厳しすぎるのではないか、保健医療サービスの公平性や平等原則から問題があるのではないか、といった点で英国内で批判が起き始めているのも事実だ。手術が必要かどうかの判断は正しいのだろうか。歯科電解研磨機

 

 また、こうした政策的な圧力により、患者がタバコを止めたり生活習慣を改めるかどうかはわからない。どうしても禁煙や減量ができない人もいるだろう。さらに言えば、喫煙や生活習慣には「健康格差」や「経済格差」の問題があり、これらの根源的な原因をなくすほうが先ではないか、という議論もある。

 

 もちろん、日本にとっても英国の問題は対岸の火事ではない。厚生労働省は2017年9月13日に2015年度の国民医療費が約42兆3644億円だったと発表した。9年連続で過去最高を記録し、これは前年度比3.8%増だ。

 

 日本の医療制度は、基本的にアクセスフリーで非効率的と言われる。高齢化の問題もあるし、高額薬剤の負担も大きい。また、アトピー性皮膚炎などの治療に使われる塗り薬などを保険料を使い、あるいは自己負担ゼロで患者以外が使うため多めに処方してもらう、などといった患者側の倫理が問われる問題も無視できないだろう。

 

 英国ハートフォードシャー郡のように、喫煙や肥満を理由に手術を受けさせないという施策は、行政の姿勢としてもまた倫理的にも極端だ。しかし、病気になって苦しむのは患者本人であり、できる限り病気にならないように予防し、自分の健康は自分で守るセルフ・メディケーションの考え方は必要だろう。

 

 喫煙は予防可能な最大にして単一の疾病原因、と言われるが、喫煙者以外にも受動喫煙の害も及ぼす。悪いことは言わない。少なくともタバコは止めたほうがいいと思う。日本でもいつ手術に規制がかかるかわからない。

http://teeths.fukuokablog.jp/e13048.html

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