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2017年6月17日 (土)

知覚過敏は磨き過ぎと歯ぎしり

Q 虫歯はないと思うのですが、歯がしみます。知覚過敏でしょうか。

 A 知覚過敏とは、何らかの原因で歯の表面が削れ、冷たい飲み物や歯ブラシの毛先が触れた時に鋭い痛みを感じる症状を指します。主な原因は、磨き過ぎや歯ぎしり、歯の咬み合わせです。酸 蝕(さんしょく)症といって、(1)過食、拒食などで嘔吐(おうと)を繰り返す(2)レモンやミカンなどかんきつ系の果物を好んで食べる-などの習慣がある人がなることもあります。

 歯周病や加齢で歯肉が下がると、歯を支える根と歯の境目(厚みがなく、くびれている部分)が出てきます。この部分は歯髄(歯の神経)までの距離が近く、最もしみやすい場所です。硬い歯ブ ラシをゴシゴシと強く当てるような磨き方をしていると、あっという間に表面のエナメル質やセメント質が削れ、外部の刺激が象牙質を通して歯髄に届くようになります。歯ぎしりで過度な力が加 わった場合もここが割れたり剥がれたりし、磨き過ぎと同じように欠けてしまいます。歯科技工用真空成型器

 治療方法は削れ具合や症状によっても変わってきます。磨き過ぎの場合はまずブラッシング圧を下げること。軟らかいブラシで優しく磨く習慣に変えてください。粗い研磨剤が入った歯磨き粉は もちろん厳禁で、シュミテクトなど知覚過敏防止効果のある歯磨き粉を使います。ある程度持続性のある、しみ止め防止のコーティング剤を歯科医院で塗ってもらうこともできますし、痛みのある 部分にレーザー照射を行うこともあります。

 一度欠けた部分は自然に回復しませんので、削れ具合が大きい場合やコーティング等で症状の改善が見られない場合は、レジンやセメントといった歯科材料で塞ぎます。咬み合わせに問題がある と考えられる方には、睡眠中の無意識な歯ぎしりや食いしばりから歯を守るためマウスピースを装着してもらいます。歯科ハンドピース用 カートリッジ

 それでも症状が改善せず、どうしても痛みが抑えられない場合は歯髄を取らなくてはなりません。感覚がなくなるため楽にはなりますが、歯髄をとるデメリットも当然ありますので、歯科医院で の処置は段階を経て慎重に行うのが一般的です。

歯が痛いときにしてはいけない行為を歯科医師が解説(二)

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